ローラーとは、
「同じ役職持ちが二人いる際、
(片方は偽物ですよね)
本物と偽物をどっちも吊れば、
”確実に1人”人外を吊れる」
という戦法のことです。
人狼ゲームにおいて
確実に人狼側を吊れる方法は、
唯一このローラーだけです。
つまり、ローラーは村側の、
”超強力な一手”なんです!
そして今回見ていくのが、
役職が2人出たから2人とも吊る、
という普通のローラーではなく、
特殊な場面を想定したローラーです。
それでは、見て行きましょう!
(ローラーは略してロラともいう)
⇒人狼殺の全基本ルール・上達法!!
⇒人狼殺の全ての用語を総まとめ!!
目次
推理的ローラーとは
「どうしても完全に
怪しい2~3人集団がいる。
この中に
人狼が最低でも1人、
多くて2人は居そうだ。」
こんな場合には、
その集団を全員吊ってしまえば
確実に人狼も1人吊れますよね。
こんなときにこそ、
使えるのがローラーです!
そこであなたは、
「6,7,4番をローラーすれば
人狼が吊れて勝てる思います。」
という発言をしてみましょう!
⇒知識を完璧に?!ローラーまとめ
⇒人狼好はボードゲームでやれ?!
有名配信者も使う
この普通のローラーよりは
無根拠な”推理的ローラー”は、
”たくまさん”や
”しんたろーさん”など、
人狼殺の有名配信者や上級者も
よく言っている発言です。
確かに、
個別で人狼場所を探すより、
怪しい人をロラしたほうが
人狼が吊れることが多いんです!!
なぜならこのローラーは、
ライン考察という考え方に
基づいているからです。
⇒人狼殺をPCで!?メリットとやり方
⇒初心者です発言は最悪の違反?!
狼ラインをローラーする
ライン考察とは、
「人狼同士はかばい合うので
かばい合っている人は人狼」
という考え方のことです。
人狼殺はいわば多数決なので、
たとえラインが繋がることが
村にバレてしまう行為だとしても、
人狼はかばい合わないと
吊られて負けてしまうのです。
怪しいラインを一網打尽にし、
(人狼を知らずに村がかばって
ラインが繋がっていることもある)
狼を吊れる可能性があるのが、
この推理的なローラーなんです!
⇒ライン切りしてない人はヤバイ?!
⇒奇数・偶数進行は考察に必須?!
”触れない”ラインも疑え
人狼のサインであるラインは、
繋がることだけではありません。
触れないことで、
ラインが繋がることがあります。
たとえば、
前の人が失言やおかしな発言、
村利がない発言や把握漏れなど、
人狼がしやすい発言をした際、
普通村人であれば
そこに突っ込むはずです。
しかし人狼だったならば、
味方のミスには触れられないんです!
⇒人狼の必勝の論理的噛み方とは?!
⇒超高難易度?!漂白噛みは強い?!
触れずに繋がる人狼ライン
人狼は
序盤で味方の人狼を吊り押したり
中~後で味方のミスを攻めたりすると
本当に味方の人狼が吊られてしまうので、
ほとんど安全だろうなというとき以外
ラインを切ることはめったにしません。
そもそも、
普通人狼はミスを恐れて、
味方には触れにくいのです。
つまり前の怪しい人だけではなく、
それにツッコまなかった後の人。
そこに、実は見えないラインが
繋がっていることもあるのです!
⇒連ガの意味は?!戦法が変わる?!
⇒狂人の誤爆は最悪?!避け方は?!
セオリー(進行論)無しライン
村利があるセオリー
(ゲーム中の進行論)を、
言うべき人が言わなかった時、
その人は怪しいと言えます。
たとえば、
・一周目の最後のほうの人
→フルオープンの提案
・2周目以降の1人目の人
→ハンターはgjでたので打つべき
→役職をそろそろオープンする頃 など、
セオリー(ゲーム中の進行論)を
言わない人は怪しいんです!
⇒用語と攻略まとめ!!”色”編
⇒狂人の強い立ち回りは?!占いCO?
セオリーなしが怪しい理由
セオリーを言わなかった人は、
以下の理由で怪しいと言えます。
・セオリーを村に気づかないため、
または言わないことにより多数決的に
村の意見をセオリー外に逸らせたい
(人狼はセオリー:村の最強戦略 を
無意識で避けたがる行動にですため)
・一番ヒマな1人目の人が言わず、
忙しい2人目に役割を担わせたから
そして、
皆さんもうお気づきだと思いますが、
なによりも怪しいのが、
それにツッコまなかった人です!
これだけ村利がないのに、
そこを言わないのというのは、
そこにラインがある
可能性が高いのです。
⇒人狼はなぜ白も黒も言えない?!
⇒人狼殺で最強の配信者まとめ!!
村は疑われないために
逆に村側の人は、
これら怪しい人のように
失言をしてしまったり、
セオリーを良い忘れたり
するのを辞めましょう!
また怪しい人がいたら、
しっかりと叩くようにしましょう。
残念な村人にならないように、
・怪しい人はしっかりと叩いて
村にきちんと考察を落とす
・セオリーや進行論を
来るべきタイミングで
確実にみんなに提案する
など、最低限の技を
磨いておく必要があるのです!
⇒PP対策縄考察のローラーとは?!
⇒一番面白いのは何人村?!特徴は??
人狼は推理的ロラを悪用せよ
「2,5,6をロラしよう」
という発言をすることで
村全体の吊る場所を誘導し、
(もちろん味方の狼は外す。
またはライン切りで、
わざといれるほうが
なんとなく安心かも。)
縄を無駄にさせるのに
有効な手となります!
一人を強く怪しまない分、
村にライン考察はされず、
人狼としての
影も出にくいからです。
⇒村スラやスライドって?!最弱?!
⇒役職フルオープンで狐対策?!
人狼はラインを隠せ
なぜなら、
もし人狼が
ある一人を強く吊り押せば、
(※もちろん味方ではなく、
村側を吊り押ししますよね)
その人が役職持ちなら
押したあなたが怪しい候補になり、
(人狼は色が見えているので)
またはあなたが占われて黒なら、
あなたが吊り押したその人は
白くなって2人同時にバレるから、
一人を吊り押すのはリスクが高いんです!
⇒用語と攻略まとめ”ルール”編!!
⇒ローラーとは?!最強の村戦略?!
ローラー吊り押しは強い
そこで、
ローラー発言をすることで、
怪しい人を集団で疑うフリをして、
人狼の吊り押しのリスクを
減らすことができるんです!
皆さんもぜひ、
村としては確実に1人外吊るため、
人狼としては吊り押しを避けるため、
ローラーを使ってみてください!
⇒ローラーを論理的に考えてみた!!
⇒6人村は運ゲー?!注意点とは?!
黒出しロラ
ここからは、
一般的なローラーについての
話となっております。
占い師が黒だし特攻した際、
その黒を出した占い師を吊る。
これは占いローラーです。
黒だし特攻は強力です。
狂人が黒を村に出して
それを吊ると8人に。
その夜に誰か噛まれ、
2日目村は7人になります。
その日は誰を吊るでしょうか?
⇒他の人狼ゲームには無い特徴は?!
⇒村側なのに怪しまれ吊られる…。
黒出しを処理する
もしその黒出し占い師を残し
また村を吊ってしまうと、
その夜に誰か噛まれ、
3日目には5人に。
うち人狼は2人で、
占い師は狂人です。
そして人狼は誰が
変な人に黒を出した
この占い師が確実に
仲間か分かるので、
この偽占い師のことを
一発で狂人と分かります!
よって、
5人中3人が人狼サイドとなり、
PPを起こされてしまうのです!!
(PP:パワープレイのこと。
3人が村に投票を固めれば、
昼は人狼が支配し村を吊り、
夜も人狼が支配し村を噛むので、
つまり村側は負けが確定しているのだ。)
コレを防ぐため、
黒を出した人は
たとえ本物かもしれなくても、
次の日に吊る必要があるのです!!
そして残った占い師は、
また縄を計算していずれ吊る。
これが黒出し占いローラーです!
⇒ハンターのNG行為と立ち回りは?!
⇒人狼を見つける考察のやり方!!
平等にバランスよく進行する
ローラーすることで、
真偽がつかない占い師を、
”平等”に扱うことができます。
(人権とかじゃなく、
真偽がついていないので、
平等に扱えば柔軟に
対応ができるんです。)
占いはおそらく2人
出ているはずです。
(仮に1番と2番としましょう)
一日目は、
1番(占い師)が9番に黒を出す
⇒その日の昼に片黒の9番を吊る。
これは一日目では
黒を出した”占い師1番”を
信じた行為です。
二日目は
黒を出した占い師1番を吊る
(ローラーを開始する)ことで、
二日目は
”占い師2番”を信じた行為となます。
つまりローラーにより、
占いをフラット=平等に
扱うことができるのです!
そして、
なおかつPPを防ぐという
強い立ち回りとなるのです!!
なおPPを防ぐためには、
縄計算が必須スキルとなります。
こちらも抑えておきましょう!
⇒PP対策縄考察のローラーとは?!
⇒村スラやスライドって?!最弱?!
白出しまくりロラ
さて、次は占いが2人とも
永遠に白を出しまくった時を
考えてみることにしましょう。
これではさっきのような
黒だしロラは使えません。
しかしその時も、
占い師ロラはする
必要があるんです!
なぜなら、
占い師のどちらかは狂人、
または人狼なので、
(占いが人狼の場合、
村に狂人が潜んでいる)
占い師を2人残すと
PPが起きる可能性が
かなり高いからです!
PPは実質負けなので、
村側はたとえ真の占いを吊ってでも、
ロラに持ち込む必要があるのです。
⇒人狼殺で最強の配信者まとめ!!
⇒6人村は運ゲー?!注意点とは?!
ローラーは絶対にしろ!
つまり、
白だしが続いた場合でも、
そこで村側の総意として
占い師2人を確実に
順に吊りましょう!
(ローラー開始)
そうすれば、
確実に1人外が吊れます。
そしてPP対策は万全です。
このように、
占い真偽二人とも
ずっと取っておくのは、
PP対策の観点からすると
かなり危険な行為なんです!
いつかは吊らないと
行けないんです。
⇒決め打ちって?!ローラーは弱い?!
⇒人狼の見つけ方の”超”基本とは?!
占い噛まれローラー
次に、占い師をローラーする
他の盤面を考えてみましょう。
他に占いロラする盤面といえば、
”占いが1人噛まれた時”です。
占いが一人噛まれたなら、
残る占いは1人となります。
なぜ占いが噛まれたのか。
本物と人狼が気づいたから、
偽を残して真をかんだのか?
はたまた、
その裏を書いて、偽をかんだのか?
または人狼からしても
占い師の真偽がよく分からず、
占いを殺すため片方をかんだのか?
(これをベグといいます。)
理由はどれにせよ、
ローラーできる盤面です。
⇒確白出たらフルオープン必須?!
⇒言い逃れメタ発言はやめろ!!
ローラーの盤面
占い師が一人噛まれた時、
これはローラーの盤面です。
なぜなら、
残った占いを吊れば、
人外を1人吊れるからです。
これは名付けるならば、
”噛み&吊りのロラ”ですね。
しかし、
ローラーの盤面であるとともに、
ローラーしない策もあります!
縄が足りているならば、
占い師にいかずにグレーを
詰めても構いません。
占い師の結果を
次の日に聞けるという、
本当でも嘘でも情報を得られる、
大きなメリットがあるからです。
⇒発言は時間ギリギリまでが最強?!
⇒ゴースティングを滅ぼすには?!
人狼はローラーを利用しベグ
逆に人狼は
ローラーされるだろうと、
占い師を全滅させるために
真偽がついていなくても、
片方を噛んでくるのです!
これがベグ噛みです。
人狼ゲームで最強の役職は
ダントツで占い師です。
黒を出されたなら、
真偽が突いていなくても
まず黒から吊るのがセオリー。
そんな事態を防ぐため、
人狼はたとえ間違って
狂人を噛んでしまいPPの可能性を
無くしてしまう可能性があろうと、
とにかく占い師を噛みたいのです!
⇒仕事が終わった占い師とは?!
⇒噛み考察で人狼を確実に推理?!
ローラー思考をロックするな
確かに村からしたら
ローラーは強い戦法です。
2人役職がいたなら、
ローラーしたくなるでしょう。
ハンターも縄があったら
占い師を撃ちたくなります。
しかし、待ってください。
占い結果を聞ける場面なら、
何も考えずにマニュアル道理
ローラーをするのはかえって弱いんです!
⇒人柱発言は絶対厳禁?!弱い理由?!
⇒平和村阻止?!後から占いCOとは?!
ベグで占いを殲滅
人狼がベグをしたなら、
村が勝手にローラーしてくれるので、
わざわざ噛みを1つ使わなくても、
人狼側は狩人に守られる心配なく
占いを殲滅できる可能性が上がります!
とにかく占いを消したいのなら、
はなからPPを狙うのをやめて
ベグするのもおすすめです。
こうやって
どちらかだけが
有利になるのではなく、
逆手に取ることが出来るのも、
人狼の面白さといえるでしょう!!
⇒ローラー完遂は時には悪手?!
⇒進行論とは?すぐ使える具体例!
まとめ
怪しい何人組かがいるとき。
占いが黒を出した時。
占いが両方残ってる時。
ロラをすれば、
確実に1人外吊れるのです!
人狼ゲームで最も
避けるべきで
村側の注意の対象は、
”PP”です。
なぜなら、
人狼側からしたら
PPこそ必勝法だから。
だから村人からしたら、
ロラという犠牲を払ってでも
確実に人外を1人吊れるロラは、
まさに強力な戦法と言えるんです!!
【中級者になるための記事】
⇒人狼殺の全基本ルール・上達法!!
⇒人狼殺の全ての用語を総まとめ!!
⇒全役職まとめ解説!!初心者向け!!
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